美術教育を進める会は1959年に創設されました。
当時有志の呼びかけを契機に、美術教育にたずさわるさまざまな人々の熱い期待と連帯のもとに発足し、今日にいたるまでさまざまな困難を克服しながら、美術教育の世界に貴重な財産を生み出してきました。私たちの会がめざしているものは、何よりも、教育基本法にうたわれているように、子どもの「人格の完成」をめざす教育としての美術教育です。
こうした願いのもとに乳幼児、小学生、特別支援教育、思春期・青年期の教育に携わる人々、それを研究し、また支援する多くの仲間が、子どもたちの作品やその時々の大事な教育実践の課題を抱えて集まり、生き生きと、また真摯に語り合い、こどもたちのすかやかな人格の発達のための、美術教育の具体的な方法を生み出すことに力をあわせて努力してきました。
毎年、夏季に全国図工美術教育研究大会を開催、冬季にシンポジウム、その他に年数回の全国研究部会を行っています。各地のサークルは月例会等で実績を上げています。
全国事務局を東京に置き、月1回事務局会開催。機関誌「子どもと美術」を年2回発行しています。